Upcycle Area
このエリアはアップサイクルをテーマに、使われなくなった古いパレットやタイヤ、木の端材など普段使われなくなった物を利用して作られた、遊具をモチーフにしたオブジェです。
※遊ばれる際は保護者の方が付き添い、安全に十分にご注意ください。けが、事故その他使用に関するトラブルについての責任は負えませんのでご了承の上、ご使用ください。
Mountain Net & Playring
子供たちのチャレンジ心を掻き立つネット遊具。体力やバランス感覚とともに、自らのチャレンジ精神と判断力を養えます。青い床は海を、ネット遊具を船やマストに見立てて遊んでみては?
注意事項
・ネットに頭を入れたりしないでください。
・急な強風がありますので手を離さないでください。
Sandpit & Circle Table
【触っても体にいい菌が入った砂場って?】
この砂場は、「微生物と触れ合う場所」をテーマにしています。近年、アレルギー疾患の人が増えた原因の1つとして、「幼少期に微生物と触れ合う機会が減少したため」ではないかと考えられています。この考えのもと、子どもたちが微生物とより安心して触れ合えるように、乳酸菌を中心とした安全性の高い微生物※を含む砂場を設置しました。また、砂場に使用している乳酸菌等の微生物は、ビール製造工程で使用した麦芽を栄養源として育てたもので、資源の有効活用にもつながっています。砂場で作った泥団子をビッグテーブルの中に入ってお店やさんごっこなど、想像力を掻き立てて、免疫力を高めながら遊んでみては?
※安全性の高い微生物とは、「サルモネラ属菌等の食中毒菌ではない微生物」を示します。
注意事項
・遊んだあとは手洗いをしましょう。
・砂を口に含んだりしないでください。
Circle Hammock / Stair Bench
柔らかな風を浴びながらドリンクを片手に、ハンモックでくつろいだり、ゆったりとしたシンプルなベンチで、海とたくさんのヨットの揺れを眺めながら落ち着く居場所もあります。街の喧騒とは違った時間をお楽しみください。
Circle Bench & Fire Place
一列に並んで渡ってみたり、ごっこあそびの舞台になったり、サークルの周りをぐるぐる鬼ごっこしてみたり、子どもたちの発想次第で次々とあそびが作り出されるサークルベンチ。冬の寒い時期にはベンチの中心がファイヤープレイスになっています。
注意事項
・火はスタッフが管理しますので、近づかないようにしてください。
PARK HULL は子供の脳にどんな影響を与える可能性があるの?
脳神経学者の青砥瑞人さんに聞いてみました。
デザインが施された公園は脳にどういう影響を与えるか?
デザインが施されるということは、脳にとっては、「問いが与えられている」と言えるかもしれません。デザインは、全てを明快に、言葉で説明してくれるものではありません。我々の感覚や直感に訴えかけるものです。デザインされた公園は、子どもたちの脳に多くの「?!」を生むでしょう。なんだろう、どうやるんだろうの「?」。あっ、あはっ、キランの「!」。子どもたちの好奇心を駆り立て、自由な閃きをきっと促してくれるはずです。デザインにより、問いが投げかけられ、そしてまた子ども自身が問いをうみ、自由な発想で遊びまわる。答えのない、いつもと違うデザインをされた公園は、その意図を超えた遊びを創発する可能性を高めるでしょう。子どもの創意工夫する脳を刺激し、きっと創造性を高めてくれるはずです。
海のすぐ近く、PARK HULL の脳神経学的優位性は?
海は、どこまでも続く。水平線を露わにしてくれます。近代化は、水平線、地平線を遮ることも多いでしょう。脳にとって、広い視野をとれること、どことなく眺めている状態は、我々の感じとる力を高めることが知られています。ぼーっとすることの価値が科学されはじめています。言語や数字にばかりこだわる能力が重要視され、非言語的に感じとる力が蔑ろにされています。どことなく眺め、その時に内に感じるもの、それを感じとる能力も大切です。子どもも大人も、忙しい毎日から解放されて、ぼーっと海と空を眺めてみましょう。きっと、何か感じたり、閃きがやってくるかもしれません。あるいは、囚われていたストレスが解放されていく感覚を得ることも期待できるでしょう。
PARK HULL に設置された遊具で遊ぶことによってどのような良い影響が子供の脳に考えられるか。
PARK HULL の特徴は、いつもの、普通の公園とは違う遊具が、かつ海の近くにデザインされていること、これが脳にとっては重要な意味を持ちます。脳の発育において「Novelty(新しさ)」というものが、非常に重要という研究が多くされています。普段見かけない遊具、そしてそのコンビネーション。どこからどうやってどんな風に遊ぶのか、そこから子どもの脳は忙しなく、楽しく、働き続けます。ネットを登り、海を眺め、大海原に旅する海賊をイメージする子がいるかもしれません。小さな小山を、旅で出会う町に見立てるかもしれません。いろんな、遊具をぴょんぴょん飛び越えて駆け回り、よじのぼり、幾多の障害を乗り越えていくことをイマジネーションして遊ぶかもしれません。パークに引かれたグリッド線はどう使われるでしょう?基地ですかね?陣地ですかね?けんけんぱですかね?いつもと違うごっこ遊びや、いつものかくれんぼやドロケイが、全く違う楽しさをもたらしてくれるでしょう。そして、いつもの遊びでは定義できない、新しい遊びだっていっぱい生まれてくるでしょう。新しいデザインを携えた公園によって、子どもたちの自由な発想で新しい遊びが創造されることが楽しみでなりません。
PARK HULL に来た子供たちに、大人は何を伝えて遊ばせるとより良い効果が得られるか。
子どもの「?!」を大切に。それに尽きると思います。子どもが感じたままに、好奇心に従って、自由な遊びを見守る、あるいは一緒に楽しむことが大切かと思います。大人の「この遊具はこう遊ぶべき」という固定観念はなるべく外して、自由な発想を尊重する。大人も一緒に、いろんな新しい遊びを創意工夫して楽しむと、もっともっと子どもたちも伸び伸びと新しい遊びを生み出してくれるかもしれません。きっと、そういった遊びは、来れば来るほど創発されてくるでしょう。最初は、真新しい遊具や環境、それら一つ一つと友達になることに一生懸命かもしれません。でも、いろんな遊具といっぱい対話すると、新しい遊びを生み出すことがますますしやすくなるでしょう。そんな子どもの成長を楽しまれるといいかもしれません。噛めば噛むほど味がでるスルメのように。また、新しい環境に学ぶことも脳には大切ですが、新しい出会いも脳を育みます。PARK HULL は、丸が、円形がテーマになっています。柔らかい。人と人との繋がりもきっと生まれやすい。子どもたちは自由に繋がっていくでしょう。大人も繋がっていくでしょう。そんなご縁(エン)も大切にすると、もっと豊かな遊びが広がっていくのでは、そんな風に思います。
